何の変わりもない、ある日曜の午前中。

 シンジとレイはいつものように食事の準備に取り掛かっていた。

 「ねぇ碇くん、今日は何にしようか?」

 「う~ん、そうだね、今日は少し軽めにそうめんにしようか」

 「うん。じゃあ私、玉子焼き作るね。あと、おにぎりもあった方がいいかな?」

 「うん、お願いするよ」

 レイにとって普段と何の変わりもない日常。これからもずっと続くと信じて疑わない
 幸せな日常生活。

 だが、それは突然やってきた。


 新世紀エヴァンゲリオン-if-

 第十七部 蘇る悪夢(仮)



 「間違いないわね。連載ものにおいて作者がネタに困ると、登場人物の誰かが
 必ずかかるといわれている奇病、記憶喪失ね。う~ん作者のやつ、とうとう
 このネタを使ったか。よっぽどネタが尽きたのね。この連載ももう終わりね」


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