「シンジ、立てる? 今から泳げるように特訓するわよ」

 「え? 特訓!?」

 「そ、男子だってプールの授業あるんでしょ。十四にもなって
 泳げない事ばれたら恥ずかしいじゃないの。だから特訓よ」

 ・ ・ ・

 アスカとレイによるシンジの特訓は続いていた。

 やがて、太陽がかなり傾き、周りが赤く染まり始めた頃、シンジは
 何とか沈まずに、前に進めるくらいにはなっていた。


 「あなた達、今日もう上がるんでしょ? お風呂にでも入って、
 ゆっくり疲れを取るといいわ」

 風呂!?』

 その言葉を聞き、ケンスケとペンペンの目が輝きだした。

 ・ ・ ・

 新世紀エヴァンゲリオン-if-

 第七部夜の海編」


 8月13日(水)公開開始!


 「私の事も好きでいてくれるのなら……今だけ……
 今だけでいい……私だけを見て欲しいの……


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