「そっか、アスカはシンちゃんと結婚する気はないか……。
良かったわね、レイ」
「はい!!」
そう言ってレイは、ぎゅっとシンジの腕に抱きついていた。
「くぉらレイ! シンジに抱きついてんじゃないわよ! 離れなさい」
「いや」
「いやも何もないわよ! とにかく離れなさい!!」
アスカはそう言って、シンジの別の腕を引っ張り始めた。レイも負けじとシンジを
引っ張る。
「ちょ、ちょっと二人とも止めてよ!」
シンジがそう言いかけたその時!
『バリッ!!』
という音を発して、シンジの服が引きちぎられてしまった。
「ああっ、碇くん!!」
「シンジ!?」
<つづかない>