「碇君」
「え? なに、綾波?」
「碇君にお願いがあるの……二つ……」
「僕に? 別にいいけど、何かな? 僕にできる事?」
「ええ、碇君じゃなきゃだめなの」
「? なに?」
「私の事、レイって呼んで欲しいの」
「え!? ど、どうして……」
「そう呼んでもらえると嬉しいから…………だめ?」
「そ、そんな事はないけど……」
「そう、良かった」
「え、えーと、それで綾波、もう一つのお願いって……」
「…………」 くすん
「あ! ご、ごめん。あの……レ、レイ」
「何、碇君?」 にこっ
「だから……その……もう一つのお願いって何かな?」
「碇君に、私を幸せにして欲しいの」
「へ? 幸せって?」
「私の幸せは、碇君と一緒になる事」
「え? え? え?」
「だめなの? 私を幸せにしてくれないの? 碇君、お願い……」
「あ、あの……。う、うん、僕で……いいのなら……」
「ありがとう碇君!」 だきっ
「レイ……」
……はっ!?
・ ・ ・
どうやら、これは夢落ちのようです。
さて、これは誰の夢でしょう?
もちろん、レイちゃんに決まってる。
いや、これはアスカ様の悪夢に違いない。
あなたの一票で来週の-if-の内容が決まる!(笑)