どうも、加藤です。ゆさくから後書きを書くように脅迫されたので、思った事を
ただダラダラと書きます。
振り返ってみると、約四年半……随分と長い間続いたものだ。二~三話で終わると
思ってたのに、書いているうちに出てくる出てくる煩悩たち。それに身を任せ、
ただひたすらに書きまくってました。文章を作るのがあんなに楽しいなんて初めて
知りました。これも綾波を幸せにしてあげたいという思いの現れでしょうね。
綾波といえば、僕にとって非常にイレギュラーな存在と言えます。僕がこれまで
はまってきた女性(人間、アニメキャラ問わず)は殆ど例外無くロングヘアーの
女性なので、これまでの流れから行けばアスカにはまるはずだったのですが……
結果は皆さんのご存じの通りです。一目見た瞬間から綾波に魂まで持って行かれ
ました。そして、後はもう転がり落ちていくだけでした。一体彼女に幾ら
貢いだやら……。
あと、イレギュラーな事がもう一つあります。これまでは、『こんな女性が現実に
いたらいいのに』とか『自分もアニメの中に入り込めたら』とか思う事は良くあった
のですが、綾波に関してはそれがありませんでした。あくまでシンジと二人で
幸せになって欲しい、との思いが強く働き、今までの話を作ってきた訳です。
綾波は可愛い → 笑っている綾波はさらに可愛い → その笑顔をシンジに向けて
いればもう言う事なし。という、非常に分かり易い構造なので、話は幾らでも作れ
ました。
あと、他のアニメやマンガの一シーンを、シンジやレイに入れ替える。という事も
良く想像してました。例えば、FSSの一巻、ソープがラキシスを迎えに来る
シーンを、リリスの前でゲンドウと向かい合うレイの元にシンジが駆け込んで来る
シーンにすり替えるとどうなるか。
「……碇……くん?」
「はぁ、はぁ、はぁ……綾波、おいでっ!!」
手を差し出すシンジ。
「碇くん!」 だっ
走り出すレイ。
「レ、レイ!」 (ゲンドウ)
「綾波、走るよ。いい?」
「うん」
そして手を繋いで走り出すシンジとレイ。ようやく我に返ったゲンドウが二人に銃を
向けるが、その銃をミサトが撃ち落とす。
「ぐっ」
「ミサトさん!」
「シンジ君、ここは私に任せて行きなさい。アスカも助けてあげてね」
「はい!」
……という展開で妄想を膨らませていくわけです。でもこの話を作ろうと思うと
かなりの長さの前フリを考えなきゃならないんで妄想で止めてます。いつか書く事が
あるかも知れませんが。
また、季節の行事に合わせて話を作る、というのも良く使いました。例えば-if-
本編の設定を使ってバレンタインをするとどうなるかというと、
「ん? どうしたのレイ、その手、包帯なんか巻いちゃって」 (ミサト)
「はい、少し火傷してしまいました」
「火傷?」
「はい。チョコレート溶かしてて……」
「チョコ? ああそうか、もうすぐバレンタインだもんね。シンちゃんにあげるやつ
でしょ」
「はい、そうです」
「でも珍しいわね。料理の上手なレイが火傷するなんて……」
ピン! その話を聞いていたアスカが何かに気付く。
「ちょっとレイ、あんたひょっとして、また何か訳の分かんない事しようとしたん
じゃないでしょうね?」
「? どういう事、アスカ?」
「どうせレイの事だから、チョコレートで自分をコーディングしてシンジに届けよう
とでもしたのよ。でも熱そうだからとりあえず溶けたチョコを手にかけて実験したら
大火傷したってオチに決まってるわ。そうでしょ、レイ」
「どうして分かるの?」
「はぁ~~~~~」×2
心底不思議そうなレイにミサトとアスカは大きく溜め息をつく。
「どうしてあんたは毎日毎日〃〃そういう事するのよ……。ハッ! ミサト
あんたまたレイに変なマンガ見せたんでしょう!!」
「やーねーそんな事しないわよ。たまたまレイの目に付きそうな所にさりげなく
置いておいただけよ」
「やっぱりミサトの仕業ね! レイが本気で頭から溶けたチョコレート
被ってたらどうするつもりなのよ!!」
「いや~まさか本気でやるとは……さすがレイね」
「ええーい! 二度と悪さできないように頭からチョコで固めてやるわ!
レイ、ミサトを捕まえてて!!」
「ちょ、ちょっとアスカ、冗談よね?」
「安心していいわよミサト、ちゃんと加持さんに届けてあげるから。それなら
思い残す事も無いでしょ」
……というような展開を考えたんだけど、バレンタインは前にやったしな……。
やはり七夕ネタでレイが短冊に「碇くんと一緒になりたい」と書いているのをアスカ
が見つけて「却下」「え~」「え~じゃない!!」という流れで一話作るか……
とか、色々妄想を膨らませている時が一番楽しい時間です。
本当は三人の結婚式や新婚生活のドタバタなども書きたかったんだけど、どういった
展開にすれば良いのか分からない…………のではなく、読んでくれている人々
それぞれの妄想力で補ってもらおうという事です。僕の中では一つのストーリーが
できていますが、皆さんで自由にこの先の三人の暮らしを作って下さい。平和で
幸せな暮らしを送る三人の姿が一人でも多くの人の心の中にあれば、ここまで書いて
きた甲斐があります。シンジ、レイ、アスカ、三人を自由に動かし、自由に喋らせる
……とても楽しかったです。
しかし四年半……長かったですね……色々とあったな。二度の転職……これを
書いている時点で三度目計画中。本当に色々とあった。初めてTV版のエヴァを見た
日にゆさくに見せに行った事が今まで続いてきたなんて……。人生、どこでどう
なるか本っ当に分からないものですね。
僕は今日、-if-をひとまず終わらせます。今まで読んで下さってありがとうござい
ます。また、丁寧な感想を書いて下さった方々には本当に感謝しています。
それでは、またどこかで会える事を楽しみにしています。今まで長い間ありがとう
ございました。
追伸。
綾波育成計画、楽しみです。しかし僕としては、先程も書きましたが自分(ゲームの
中で綾波の教育係)と綾波がラブラブになるより、やはりレイはシンジとラブラブに
なって欲しい。そういう展開もあるのだろうか? 想像ばかりが膨らみます。
また、色々な雑誌で新しい画面が紹介されるたびに勝手に話が頭の中に浮かんで
きます。また、一ページ、ひょっとしたら一コマだけが目的で本を大量に買い込む
姿が今から目に浮かびます。(少しは成長しろよ自分)
それでは皆さん、さようなら。
四国の悪夢 アナベル・カトーより (←嘘)
長期連載作品に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
読んだ感想等をお待ちしております。
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