「ちょっとバカシンジ! いつになったら第二部のBパート公開するのよ!
第一部が終わって一ヵ月、ようやくAパートが公開されて、さぁBパートは
どうなるって思ったら、いきなり一週間お休みだなんて!
それも、最初の告知では16日の水曜に公開するって書いてたのに、
今見たら、20日の日曜に延期してるじゃない! 一体何考えてるのよ!」
「仕方ないだろ、朝なんだから!」
「何ワケのわかんない事言ってるのよ! さっさとBパート公開しなさいっ!!」
「アスカ……。実は、これには深い理由があるんだ」
「理由? ハン! 言い訳なんか聞きたくないわよ!」
「そんな事言わないで、とりあえず僕の話を聞いてよ……」
「何よ! 言いたい事があるならさっさと言いなさい!」
「実は……第二部のBパートは綾波がメインで、アスカが殆ど出てこないらしいん
だ。僕もまだ原稿はあまり読んでいないんだけど、原稿担当のカヲル君がそう言っ
てたんだ」
「な、何ですってー! この私を出さないなんて、一体何考えてるのよっ!」
「その代わり、今連載している外伝・参は、アスカが主役じゃないか。だから、その
外伝が終わってから、第二部の続きを公開しようと思うんだ」
「それなら、前みたいに同時掲載すればいいじゃない!」
「そうは言っても、カヲル君の原稿には限りがあるんだ。一度に二話分の話を進める
と、アッと言う間に原稿が無くなってしまう。続きが出来ていないのに、話が止ま
ってしまったら、皆さんに余計に迷惑をかけてしまう。どうしても、それだけは避
けたいんだ。……分かってくれるかな、アスカ?」
「……そう。ちょっと納得いかないけど、そういう理由なら仕方無いわね。でも、
その代わり、更新予定日にはちゃんと公開しなさいよ! とき○モぱずる○まなんか
に熱中して、公開するのを忘れたなんて事になったら、
タダじゃ済まされないと思いなさいよっ!!」
「うん。わかってるよ。ホントうるさいんだからアスカは……」
「なんですってーっ!!」
パチィーン!!
「ご、ごめんなさい! アスカ。そして第二部を楽しみにしている
読者の方々、本当にごめんなさい!」
第二部 Bパート公開延期について <完>
ネルフとゼーレの戰いが終わり、第3新東京市は着実に復興していき、エヴァのパイ
ロット達もようやく平和な日常を過ごせるようになっていた。
しかし、綾波レイは、今までに感じた事の無い新たな感情に悩まされ、夜も眠れなく
なっていた。
そして、ついに耐えられなくなり、ナイフを取り出した……。