×月○日
ここ、葛城邸では、女性3人が顔を突き合わせ、何かの相談をしていた。
「……で、どうするの? ミサト」
「どうするって……アスカ、作れる?」
「私が作れるはずないじゃない! ミサトこそどうなのよ」
「わ、私も、ちょっち無理ね」
「あ、あの……。私が碇くんに作り方を聞いて作れば……」
「ダメよ、レイ! こればっかりはシンジには頼めないわ」
「そうよレイ。この事は絶対にシンちゃんには言っちゃダメよ」
「で……でも」
「まぁ、水曜日までにまだ日があるからぁ、その時までに決めるわ」
「そうね。それが賢明ね。まだ日にちあるしね」
「……碇くん」
アスカ、ミサト、レイ、それぞれの思いを胸に秘めたこの会議は、水曜日まで
続けられる事になる。果たして、彼女らは何の相談をしているのだろうか?
その全容は、水曜日の定期更新で明らかになる。